夏の盛りを感じ、秋の足音を聴く。立秋の過ごし方

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街なかで見かける新商品も、早くも秋の雰囲気。二十四節気では、この時期は「立秋」です。名前に「秋」とついているけれど、まだまだ蒸し暑い日々が続きます。夏バテに気をつけつつも、夏らしさに混ざって訪れる”秋の気配”をちゃんと感じて過ごしたいと思います。

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空高く広がる入道雲に、蝉の鳴き声。

「夏なんだなぁ。」と、額にじんわりと汗をかきながらふと実感します。

8月に入ると、二十四節気では「立秋」の時期。


名前に「秋」とあるので涼しくなるのかと思いきや、立秋は暑さの盛りでもあるんですって。

そんなこの時期の夏を満喫しながら、小さな秋も見逃さずに過ごしたいな。

◆残暑の気だるさを吹き飛ばす、風鈴の音色

30度を超える真夏日が続くと、冷房の効いた部屋の中にいるときですら、なんだか体が重たい気分になることも。

そんなときにふと、以前買ったガラスの風鈴がしまったままだったことを思い出しました。

風に揺れてチリンと鳴る涼やかな音色は、蒸し返すような暑さを和らげてくれるような気がします。

昔の人たちもこうして暮らしの中に涼を取り入れていたんだなぁと思いながら、夏だけのこの音を楽しみたいな。

ちなみに、夏の暑さをいたわって親しい人に送る「暑中見舞い」は、立秋を過ぎると「残暑見舞い」に名前が変わるそう。

こんなに暑い毎日も、「残暑」だと思うと少し名残惜しさを感じます。

◆酸味を利かせた夏野菜にパワーをもらう

食欲が減ってスタミナ不足になりがちなこの時期には、お家で漬けた夏野菜のピクルスを。

鮮やかな色合いが、酢の酸味と合わさってパワーをくれる気がします。

小さい頃は大人の味だと思っていたけれど、料理上手な友達にレシピを教わってからというもの、ここ最近の夏の定番になりました。

◆見上げた雲に、秋の兆しを見る

「天高く馬肥ゆる秋」

という言葉があるように、秋になると空が澄んで、実りの季節を迎えます。

そんな秋の気配を知らせるように、この時期の空はなんだか高さを増しているみたいです。

空が綺麗だと、自然と心に余白ができて、気持ちが軽やかになる気がするから不思議です。

***

今年の夏にしたかったこと、やり残さずにできたかな。

なんて振り返りながら、もう少ししたらきっと忘れてしまうこの暑さを、じわりと感じる夕暮れ。

遠くからは、ヒグラシの鳴く声が聞こえてきました。

秋は秋で、きっと心弾む季節になりそうです。