梅雨明けを感じ、夏の訪れを楽しむ。小暑(しょうしょ)

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暦の上での夏は、二十四節気の「小暑」からだんだんとやってくるみたいです。そうこうしているうちにきっと、本格的な夏はすぐに始まってしまうはず。カウントダウンするみたいに、この時期ならではの行事を楽しみつつ、今年の夏にしたいことも考えておかなくっちゃ。

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雨の日の楽しみ方だってたくさんあるけれど、きらきらと輝く陽ざしには、やっぱり心が躍るもの。

「夏、早く来ないかなぁ…。」

そんな風に思い始めていたここ最近だけど、暦の上では夏がやっと始まったみたいです。

二十四節気の小暑(しょうしょ)は、真夏日が続く大暑(たいしょ)の一歩手前の時期。

まるでカウントダウンのような名前にワクワクしながら、この時期ならではの日本の風習を楽しんでいきたいな。

◆天の川に思いを馳せて願いごとを

二十四節気では、小暑を境に、だんだんと暑さが増していくんだそう。

連日の雨がからっと晴れだして、いよいよ梅雨明けです。

そんな小暑の始まりにある年中行事といえば、7月7日の七夕。

年によっては梅雨明け前なんてこともあるけれど、曇り空の向こうにある天の川に思いを馳せるのも、かえって奥ゆかしさがあって素敵かも。

天気がどうであれ、短冊にお願いごとを書くのは毎年忘れません。

「今年は何をお願いしようかな」と自分と向き合えるあの時間が、とっても大切な気がするから。

◆私らしさのある暑中見舞いを、あの人に

暑中見舞いを出す時期は、小暑から立秋の前日まで。

梅雨が明けるのを待って、お久しぶりなあの人にお便りを出そうと思います。

一般的な暑中見舞い用のはがきを使うのもいいけれど、せっかくだからひとクセ私らしいものを。

心を込めて書いた手紙を封筒に入れて、お気に入りの切手を貼ったら出来上がり。

送りたい相手を想いながら選ぶ楽しみは格別です。

◆土用の丑の日には自分にご褒美を

7月末には「土用の丑の日」があるので、奮発して鰻のお弁当を作ってみようかな。

そもそも「土用」とは、年に4回、立春・立夏・立秋・立冬までの約18日前からはじまる期間のこと。

現在は「土用の丑の日には鰻を食べる」という江戸時代からの風習が根付いていますが、特に夏の土用周辺では、古くから鰻が食べられていたようです。

石麻呂に吾れもの申す夏痩せに

よしといふものぞむなぎとり召せ  大伴家持”

このように、万葉集にも和歌が収められているんだそう。

だんだんと暑さが増していく日々は、心身ともに疲れを溜め込んでしまうことも。
そんな時期だからこそ、おいしい鰻を自分へのご褒美に。

***

雨が上がって、湿り気のあるあたたかい空気が辺りに漂う、あの感じが好き。

梅雨から夏にかけてのこの時期はそんな日が多いから、ちょっと特別な気分になります。

そうこうしているうちに、きっとすぐに真夏になるんだろうな。
日々の移ろいを感じながら、少しずつ、夏支度も整えていこうと思います。