母の日が近づいてくると、毎年「母に何かしてあげなくちゃ」とそわそわ。
大人になるにつれて、母という存在の大きさに気付かされます。
わがままも、綺麗じゃない私のことも、無条件で受け止めてくれる母。
いつもは何となく贈り物をしているけれど、今年はいつもとちょっと違う方法で「ありがとう」を伝えてみようかな。
なんて思ったので、母の日にしてみたいことを考えてみました。
◆「教えてもらう」という親孝行

子どもの頃は毎日のように台所に立って、ごはんを用意してくれていた母。
いざ自分も大人になってみると、それがどれだけ簡単でないかを実感します。
「今日のごはんはなんだろう?」
と、夕方になると毎日楽しみになっていたっけ。
小さい頃はよくお手伝いをしていたけれど、最近はそんなこともめっきりなくなってしまったなぁ。
ほかにも今のうちに教えてもらいたい家事のこと、実はたくさんあるのかも。
ふと思い立って母に「久々に帰ってみようかな」と電話をしてみたら、なんだか嬉しそうでした。
◆お母さんの大好物をごちそうしてあげる

おやつの時間や勉強の合間に、母がよく差し入れてくれたアイスクリーム。
でも実は、アイスクリームがいちばん好きなのは母自身だってことも、子どもながらに分かっていました。
市販のものを手土産に買って帰るのもいいけれど、せっかくだからちょっぴり手間をかけて手作りしてみようかな。
豪華なディナーよりも、きっとこんなごちそうのほうが喜んでくれるはず。
◆定番のカーネーションは自分にもプレゼント

母の日の定番といえば、カーネーション。
花言葉は「無垢で深い愛」だそうです。
色ごとにも花言葉があって、「母への愛」を示すのが赤いカーネーションなんですって。
そのほか、白いカーネーションには「純粋な愛」、ピンクのカーネーションには「美しいしぐさ」なんて意味があるんだとか。
母にあげるのは赤、自分にも別の色をプレゼントしようかな。
お花が好きなのは、きっと母ゆずりです。
お部屋にカーネーションを生けたら、母の日が過ぎても感謝の気持ちを忘れずにいられそう。
***
世界に一人しかいない母。
みんなちがった思い出があるからこそ、想いの伝え方もきっとそれぞれです。
「どうしたら喜んでくれるかな?」と考えてみると、実はその方法って全然特別じゃないことだったりもするみたい。
特別じゃないからこそ、ていねいに。
お母さん、いつもありがとう。