新たな気持ちで心を育てる。5月にやりたい4つのこと

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私のとっておき

ついに、今日から「令和」の時代の始まり。いつもより少しだけ特別な気分で迎える5月です。新元号に込められた「人々が美しく心を寄せ合い、文化を育てる」という想いを感じて、文化を愛し、心豊かに過ごしたいと思います。

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今年の5月は、新元号「令和」が始まる月。

いつもよりちょっぴり特別な気分です。

晴れやかな陽気と相まって、新しい時代の幕開けにそわそわしてしまいます。

「令和」に込められた意味はなんとなく耳にしていたけれど、もっと自分の心ですとんと理解したくて、改めてまとめてみることにしました。

◆豊かな喜びを綴った「梅花の歌」の序文

「令和」の由来は、万葉集に収められた「梅花の歌三十二首」の序文。

「梅花の歌」とは、平安時代に太宰府の長官・大伴旅人が自邸で催した”梅花の宴”で読まれた、三十二首の歌のこと。そして、これらの前に添えられていたのがこの序文なんだそう。

その中から「令和」のもととなったフレーズは、”時に、初春の令月にして、気淑く風和ぐ”のところ。

「季節は初春のよい時期で、大気もよく風も穏やかだ」
という意味なんですって。

令月は、「素晴らしい月」を表す言葉で、「令和」には、人々が美しく心を寄せ合い、文化を育てるという思いが込められているみたい。

序文の最後は、こんな言葉で結ばれています。

”若し翰苑にあらざるは、何を以ってか情を攄べむ。詩に落梅の篇を紀す。古と今とそれ何そ異ならむ。宜しく園の梅を賦して聊かに短詠を成すべし。 ”

要約すると、

「この気持ちを伝えるすべが詩歌でないのであれば、どうすることができるでしょう。昔の漢詩にも『落梅の編』が書き記されたものがあるけれど、当時も今もそうしたいと思う人々の気持ちは変わらないはず。さて、園の梅を題材として、短歌を作ろうではありませんか。」

こんな風にして、三十一人の文化人と、家主の大伴旅人が「梅花の歌」を詠んだそう。

梅の花が咲き誇る庭園で、思いの丈を歌に込める。

豊かな日本の心に、うっとりしてしまいました。

そんな今年の5月は、新たな気持ちで心を育てたいなと思います。

【5月にやりたい4つのこと】

・意識的に文化に触れる

・手土産にも季節の色をのせる

・ガラスの食器にこだわる

・自分らしい白シャツを見つける

◆私の中にある文化の花も、少しずつ

「令和元年」の5月には、意識的に文化に触れていきたいな、なんて思います。

そういえば、祖母のお下がりでもらった着物がクローゼットの奥にしまってあったっけ。

着方が分からずそのままにしてあったけど、せっかくだから着付けを少し習ってみようかな。

着物をまとってしゃんとしたら、なんだか丁寧な気持ちで人と接することができそう。

◆ささやかな手土産にも季節の色をのせて

お友達を訪ねる約束があったので、「たまには和菓子なんてどうかな」なんて、手土産を選びに百貨店へ来てみました。

いつもは素通りしていて気がつかなかったけど、和菓子のお店ってこんなに身近にあるんだなぁ。

店頭には、5月の花・スズランをかたどった練り切りも。

季節に寄り添いながら、美しい意匠をお菓子に込める和の文化に、またうっとり。

コーヒーと和菓子も合うって聞いたから、あの子と一緒に試してみようかな。

◆涼やかにテーブルを彩るガラスの食器

長い連休が終わるころには、きっと初夏の気配を感じるはず。

普段使いの食器たちも、涼しげなガラスにこだわりたいと思います。

グラスをピカピカに磨いてみたら、なんだか気分がすっきりしました。

冷たい飲み物が欲しくなる時期になったら、おいしいアイスコーヒーをつくりたいな。

お気に入りのインテリアショップで見つけた、ガラスの取り皿もお気に入りです。

◆まっさらな気持ちになれる自分らしい白シャツ

爽やかな風に揺れるシャツ。

軽やかに羽織って、晴れた日は外をお散歩したい気分です。

シャツのデザインっていろいろあるからこそ、私らしい形のものにこだわりたいな。

元号も変わることだし、真新しい白いシャツをお迎えしました。

まっさらな気持ちで、初夏を始められそうです。

***

昭和から平成、そして令和。

モノが豊かになりつつある今だからこそ、これからは「心の豊かさ」がもっと大切になっていくのかもしれません。

美しい文化が花咲くように。そっと、誰かを思いやれるように。

ささやかでも、そんな心を育てられる5月にしたいな。