区切りを迎える深呼吸。ひと月の終わり、ひとりの時間

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私のとっておき

少しがんばりすぎてしまった4月。カモミールやお香でほっと一息つくのもいいかも。寒暖差が激しかったからか長めに楽しむことのできた春は、見るだけじゃなく食事からも取り入れることができました。明日から始まる新しい時代を迎えるために、今日はゆっくり過ごそうかなと思います。

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暑いくらいの日差しを感じる昼間に対して、上着が欲しくなるほどひんやりとした夜。

「そうだ、春ってこんな感じだった」と毎年思い出すような気がします。

今年の春は寒暖差もいつもより大きくて、桜の見頃も長かったんだとか。

おかげでいつもより、桜の季節を満喫できたような気がします。

新しい出会いもたくさんあった4月、私らしい一歩を踏み出すことができたかなと振り返ってみることにしました。

◆カモミールでほっと一息

古くから薬草としても親しまれてきたカモミール。

白と黄色の可憐な姿が特徴の春を代表する花のひとつです。

おうちを彩るにはもちろん、乾燥させてスワッグにしたり、花びらを湯船に浮かせてみたり楽しみ方もいろいろ。

お花屋さんで見かけたら、たっぷりのブーケにして飾りたいな。

詳しくはこちら▷心も身体もリラックス。カモミールで癒しのひとときを

◆春を楽しむスープ

木々も色づき、華やかな色合いを楽しめるこの季節。

キャベツ、玉ねぎ、山菜、たけのこ…たくさんの野菜が旬を迎えます。

その彩りをもっと楽しんでみようかなと、春色のスープを作ってみることにしました。

柔らかくて、甘みがたっぷりの春キャベツ。

グリーンがきれいな豆と一緒にポタージュにしてみました。

難しいかなと思っていた作り方も、ミキサーがあれば思っていたよりも簡単。

アレンジも効きそうなので、他の野菜でも試してみようと思います。

詳しくはこちら▷春野菜をつかったスープ。爽やかな春色をたのしんで

◆そっと心をほぐしてくれるお香

4月になると「はじめまして」の機会も多くなるもの。

新しい出会いは新鮮で嬉しいけれど、知らないあいだに気を張っていることも多くなりがち。

そんなときは、ふっと肩の力を抜けるお香を焚いて一休み。

香りを嗅ぐことは香道では「聞く」と言うんだそう。

心を清らかにしてくれる香りを聞いて、明日からまた頑張ろうかな。

詳しくはこちら▷心をすっと清らかに。お香で日々に小休止

◆独特の語り口が癖になる『豆大福と珈琲』

片岡義男さんの『豆大福と珈琲』(朝日文庫)は、コーヒーをめぐる5つの物語が入った連作短編集。

外国語を訳したような語り口は独特で、世界に入り込むまでに少し時間がかかってしまったけれど、気がついたら夢中になって読んでいました。

「彼女は豆大福です、とでも言っておいて」
僕は笑った。笑いながら
「そうか、それなら僕は珈琲だ」
と答えた。
「ぜひとも漢字で書いてね。珈琲、と」

豆大福は普通であれば日本茶を合わせるのに、物語を読んだ後は”珈琲”と一緒に食べたくなってしまいました。

余白を感じさせる文章は、想像力を膨らませながら読むのにぴったり。

珈琲を用意して、世界観にどっぷりと浸りたくなる一冊でした。

***

4月は心機一転、と知らないあいだに頑張り過ぎていることが多かったような気がします。

意識的に心と身体を休めて「おつかれさま」と深呼吸するのも大切なこと。

明日から始まる新しい時代をきちんと迎えられるように、今日はゆっくりひとりの時間を過ごしたいなと思います。