桜を愛でる幸せを。おうちで楽しむ“春景色”

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植物との暮らし

ようやく訪れた桜の季節。開花から約1週間で満開を迎え、2週間ほど経つと散り始めてしまう桜。せっかくの桜シーズンをおうちの中でも楽しむために、生け方のポイントを教えてもらいました。

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日本の国花のひとつでもあり、海外でも「Sakura」ということばで親しまれる桜。

平安時代の文学作品では「花」と書けばそれは「桜」を示すほど、古くから特別なものとして人の心を魅了してきたんだとか。

華やかに咲き乱れ、そしてシーズンが終われば散っていく…

その散り際もはかなく、風流なものとされています。

そんな桜について、これまで知らなかったことを教えてもらったので紹介します。

◆桜の花言葉

桜全般の花言葉は「精神の美」「優美な女性」。

だけどそれぞれの品種ごとに花言葉があるみたい。

街中でよく目にする「染井吉野(ソメイヨシノ)」の花ことばは「純潔」「優れた美人」。

重なった花びらが特徴的な「八重桜(ヤエザクラ)」は「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」。

枝がしなだれている「枝垂桜(シダレザクラ)」は「優美」「ごまかし」。

すべてに「美しい」という共通点があるけれど、それぞれの花の特徴が映し出されている花ことばなんだそう。

国内だけでも600以上の種類があるといわれる桜。

驚くことに、国内で目にする桜の8割以上がソメイヨシノがなんだとか。

◆桜の飾り方

外でお花見をするのはもちろん、おうちで生けるのも桜の楽しみ方のひとつ。

枝ものをどうやって生けたらよいのか教えてもらったので、メモしておこうと思います。

・深さのあるフラワーベースで

丈の長い枝ものを生ける時は、安定させるために、深めのフラワーベースを使うといいんだそう。

それでも枝の角度が固定できない時は、フラワーベースの入り口に十字の格子をつくると生けやすいみたい。

作り方はカットした残りの枝を2本使い、フラワーベースの口の幅にちょうどぴったり収まるように切り落とし、十字になるようにはめるだけ。

他の枝ものでも応用できるみたいなので、さっそくやってみようと思います。

・根元をカットして割く

枝ものは水の吸い上げが悪いけれど、少し手間をかけるだけでよりみずみずしく長持ちするんだそう。

まず、水を張った桶の中で根元を斜めにカットします。

これは「水揚げ」と呼ばれるもので切り花でも使えるやり方。

水に触れる枝の面を増やしてあげるためなんだそう。

さらに切った断面に対して、縦に切り込みを入れるといいみたい。

太い枝の場合は十字に切り込みを入れるといいんですって。

せっかくの美しい花だから、こまめに水揚げをして長く楽しもうと思います。

・1輪挿しで楽しむ

桜を生けるとき、大きな枝振りを活かすことが多いけれど、細かく切って

一輪挿しで楽しむのもひとつの方法みたい。

特に花びらが散り始める時期には、枯れてしまった部分を丁寧に切りとり、枝を整理して一輪挿しに生けるのがおすすめなんですって。

・置いて飾る

その独特な枝ぶりで、置いて飾っても楽しめる桜。

水につけていなくても一日くらいなら大丈夫だそうなので、

ここぞという時の特別な飾り方として覚えておくとよさそう。

やっとつぼみが膨らんだと思っているうちに散ってしまう桜。

今年の春はおうちの中でも上手に生けて、桜を愛でたいと思います。