一足先に春を感じる。球根植物の楽しみ方

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植物との暮らし

球根植物と聞いて思い出すのは、昔母が大切に育てていたヒヤシンス、教室の窓際に咲くムスカリ、それから春のにおい。あたたかな日差しが待ち遠しい今日この頃、一足先に春気分を味わいたくて、お部屋に飾ってみることにしました。

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少しずつ日も伸び、そう遠くない春の気配にそっと心を踊らせる2月半ば。

お花屋さんに立ち寄るとかわいらしい球根が売られていて、昔母が育てていたヒヤシンスを思い出して懐かしい気持ちになりました。

ちょうどなにか春らしい植物をお部屋に飾りたいと思っていたので、球根植物を飾ってみることに。

球根植物は土だけではなく、水耕栽培をすることができます。

水耕栽培で育てる球根植物は、土を使わず衛生的でどこでも置けるため、場所を問わず気軽に楽しめることから人気があるのだそう。

早速、お花屋さんに探しに行くことにしました。

◆球根から育つお花たち

・ラナンキュラス

・ユリ

・チューリップ

・ヒヤシンス

・ムスカリ

・クロッカス

たくさんある中で、特にお部屋でも育てやすいお花はヒヤシンスやムスカリ。鮮やかな色と甘い香りで、お部屋を彩ってくれます。

ヒヤシンスやムスカリは春咲き球根植物といって、秋に植え付けると春に開花し、夏は休眠するサイクルの植物。植える時期は、一般的には10月下旬~11月中旬頃だそうです。

◆球根の選び方

花芽のついた球根は、色づき始めている芽なら、3~4日程度で花が咲きます。

花が咲いたあとは約1週間ほどの持ちだそう。ずっしりと重く、お尻の部分に傷やカビがないものを選ぶのがポイントです。

もし「球根が売ってない!」となったとしても大丈夫。鉢植えの状態で出回っているものでも、土を払えば水耕栽培ができるそう。根をやさしく揉みほぐしながら土を落として、根を洗ったら水耕栽培の準備はばっちりです。

◆お部屋で育ててみる

球根植物の基本の水量は、底面がぎりぎり水に触れるくらい。

根が伸びてきたら水面との間があくように水を減らします。そうすると水を追いかけて、根がさらに成長するんだとか。生命の力を感じられますね。

根が乾きすぎると成長が終わってしまうので、こまめに水量を確認したり水換えをしてあげましょう。水換えの目安は3日〜1週間くらいに1回がベストなんだそう。

ちなみにこのように少なめの水で育てることを浅水(あさみず)と言って、その逆は深水(ふかみず)と言います。春に咲く球根植物たちを少ない水に生ける理由は、茎が柔らかいものが多いため、水に浸かっている部分が長いと腐ってしまうからみたい。

水の量が調節できたら、暖房が直接当たる場所は避け、明るい場所に置きましょう。玄関や洗面所など、涼しい場所に置くと長持ちします。

◆容れ物にもこだわって


お部屋に飾って楽しむお花に欠かせないのは、花の魅力を引き立てる容れ物。

球根植物には口の細いガラス容器をつかうのが一般的で、『ヒヤシンスグラス』『球根ベース』と言った名前の専用容器も売られています。

球根ベースには、球根を入れる取り外し式のカップがついていて、そのカップを持ち上げて水替えができるので根っこに負担をかけずに済むのが魅力。

他にも、大きなガラス容器に複数の球根を入れて育てることもできるそう。その場合は石やビー玉を底に敷いて、球根の位置を水面より上にしてあげる必要があるみたい。

ジャムやクリーム、調味料の空き瓶、カラフェ、ビーカーなども、花瓶の代わりによさそうです。

せっかくなので球根や根が伸びる様子を楽しめる透明なガラス容器で育てたいところ。

今回はすこし出遅れてしまったけれど、今年の秋は球根を買って春に思いを馳せながらお花を育てるという目標ができました。

この春はお気に入りの容れ物を探して、ヒヤシンスを飾ってみようと思います。