ホームパーティーにお呼ばれするたびに気になっている箸置き。
それぞれの箸置きに個性があって、毎回ちょっとした楽しみにしています。
箸置きがあることにより、箸や机を清潔に保つことができるし、食べる人への心づかいも感じることができて、なんだか嬉しくなります。
木や陶器、ガラス、金属など、いろいろな素材のものがあったり、デザインもシンプルなものから個性的なものまで様々。
種類も豊富な箸置きからどうやって選んだらいいのか、友達に聞いてみました。
◆真鍮の箸置き

和洋中どんな料理でも使える真鍮の箸置きは、ひとつ持っているととても便利だそう。
毎日づかいとしてももちろん、お祝い事や特別な行事のテーブルも華やかに演出してくれるみたい。
たしかに真鍮の箸置きがあるだけで、食卓がきちんとした印象になりますよね。
結婚祝いなどのお祝い事にプレゼントするのも良さそうです。
◆シンプルな箸置き

和食中心の家にはシンプルな箸置きがあると便利なんですって。
特にホワイトカラーの箸置きは様々なデザインの食器や箸に合わせられるので、
早めに揃えておきたい一品です。
◆ユニークな箸置き

特別な日に使いたいのが、凝ったデザインの個性的な箸置き。
個性的なプレートを箸置きの代わりに使うのも◎。
食卓に華やかさを添えるだけでなく、会話も弾みそうです。
季節の花をあしらったものや、日本の伝統的な模様を表現したものなど、その日のイベントに合わせて使い分けるのもよさそう。

食材やかわいい動物をモチーフにした箸置きも、テーブルをより楽しく演出できるみたい。
シンプルになりがちな朝ごはんの食卓に、ユニークな箸置きを添えることで今日も1日がんばろうという気持ちになれそう。
◆ガラスの箸置き

透明感のあるガラスをワンポイントとして取り入れるだけでぐっと明るい食卓に。
ガラスの置物を箸置き代わりに使ってみるのもひとつのアイディアだそう。
同じくガラスのフラワーベースや鮮やかなブルーの食器と合わせることで、より爽やかなテーブルコーディネートが完成します。
◆箸置きのルーツ

いくつかの説がありますが、七世紀頃、神前に捧げる食事に付属させるためのいわゆる「神具」として始まったという説が有力だそう。
「御箸台(おはしだい)」と呼ばれる道具がこれにあたり、約2,000年の歴史をもつ伊勢神宮でも使われていたようです。
その後、一般の人が箸置きを使うようになったのは明治時代以降と言われています。
それまでは複数人で食卓を囲むといった文化自体がなかったそうですが、時代や文化の変化とともに、箸置きを日常的に使うようになったんですって。
素材やデザインが選べて、プレゼントやギフトにも最適な箸置き。
おうちにも箸置きを少しずつ揃えて、素敵なおもてなしができるようになりたいな。