お正月で疲れた胃を休める。日本の伝統、春の七草がゆ

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1月7日は、日本の伝統文化である七草がゆを食べる日。「春の七草」は、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの7種類。今年も「春の七草セット」を八百屋さんに買いに行ってきました。無病息災を願って食べるということは知っているけれど、それぞれどんな植物なんだっけ?と気になったので聞いてみることに。

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お正月のにぎやかさも落ち着いて、いよいよ今日から仕事はじめ。

1月7日は、日本の伝統文化である七草がゆを食べる日です。

今年も近くの八百屋さんに、「春の七草セット」を買いに行ってきました。

無病息災を願って食べるということは知っているけれど、七草ってそれぞれどんな植物なんだろうと気になったので、教えてもらいました。


◆覚えておきたい春の七草

【せり】

せりは、別名「シロネグサ」とも呼ばれるセリ科の植物。

ぱっと見は三つ葉に似ているけど、三つ葉の葉が3枚なのに対してせりは5枚。

競り合うように生えていることから、この名がついたんだそう。

「競り勝つ」という意味をかけて、縁起物にされている食材なんですって。


【なずな】

なずなは、「ぺんぺん草」ともよく呼ばれているアブラナ科の野草。

花の下についている果物の形が、三味線のばちに似ていることからこのように呼ばれるようになったんだとか。

「なでて汚れをはらう」という意味があるそうです。


【ごぎょう】

ごぎょうは、別名「ハハコグサ」とも呼ばれるキク科の植物。

草餅はヨモギが一般的だけど、昔はごぎょうを使っていたそうです。


【はこべら】

はこべらは、別名「はこべ」ともよばれるナデシコ科の野草。

「繁栄がはびこる」として、縁起のよい植物とされているそう。

昔は、中国で薬草としてよく使われていたんですって。


【ほとけのざ】

ほとけのざは、正式名「コオニタビラコ(小鬼田平子)」という、キク科の植物。

シソ科で「ほとけのざ」という植物があるそうだけどこれは全くの別ものなんだそう。

キク科のほとけのざは黄色い花を咲かせるのに対してシソ科のほとけのざはピンクの花を咲かせるみたい。


【すずな】

すずなの正式名は「かぶ」で、お味噌汁に入れたりお漬物にしたりするアブラナ科の野菜。

昔から「神を呼ぶ鈴」として縁起物とされてきたんですって。

根の部分と葉っぱの部分で栄養がちがうから七草がゆにはどちらも入れるといいそうです。


【すずしろ】

すずしろは、現代では「大根」としておなじみの食材。

真っ白な根は「汚れのない純白さ」を表しているとされ、すずしろと呼ばれるようになったそう。

消化によいと言われているすずな、すずしろや、古くから薬草として親しまれていたはこべらなどが入った七草がゆは、お正月のごちそうでお疲れ気味の胃を休めてくれるそう。


◆春の七草の使い方

おかゆにしか使ったことがなかった「春の七草」。

パックになっているものは量が多いから全部使いきれなくて、余ってしまうことがよくあります。

残った分をどうやって使ったらいいか相談すると、さっと茹でで刻んだものをパスタに混ぜたり、洋風のスープにアレンジしてもおいしくいただけるんですって。

今日の朝は、身体にやさしい七草がゆ。

「今年も無事に過ごせますように」と願いながらいただきました。

花の咲く季節はまだ先だけれど、道端の雑草にも目をこらしてみたいな。

よく見てみると、七草が見つかるかもしれません。